催し通じてコミュニティ形成を
タウンニュースの記事によると
「川崎区幸区ではこの季節、催しが目白押しだ。主催者はイベントを盛り上げようと意気込みを見せる。両区は新住民が増えつつあり、催しを通じて、地域コミュニティの形成のきっかけにしていきたいとも語る。
成果が現れつつある
「5回目の節目を迎えた。浸透しつつある証拠だ」。10月28日に開催する「かしまだ一番通り祭り」を前に鹿島田駅前商店会長の吉原正樹氏が嬉しそうに語った。このところ、買い物客から問い合わせが相次ぎ、継続の成果が現れ始めているという。
川崎区を拠点に活動するバンド・ブラックシーサー菊田壮さんは毎年、「いいじゃんかわさき」や「連連連つなごうかわさき」の舞台に出演。ステージ上では楽しい音楽とトークを繰り広げ、ファンを増やしている。今年も新曲をひっさげステージに立つと意欲満々だ。「出演者にとって、こうした催しはとても大事です」。
郷土愛の育みにも一役
川崎区と幸区内の各地ではこの時期、様々な催しが開催される。趣向を凝らしたイベントに各地の会場は大勢の人で賑わいを見せる。川崎駅前で開催されるハロウィンには昨年述べ10万人が集まった。各地の催し会場でも大勢の人が来場し、成功を収めている。
「催しの活性は地域の活性、安全な街づくりの形成にもつながる。主催する側としてはこうした意図があることもわかってもらえればありがたい」。前述の吉原氏は言う。「祭りは地域の愛着を沸かせる格好の機会」と強調するのは、地域経済問題に取り組む関係者だ。「特に商店街のイベントは手作り感もあって、人の温かさを感じることができる」
ベッドタウン化しつつある川崎・幸区
このほど発表された国勢調査の結果では、川崎区で昼夜間人口比率が前回調査より8ポイントマイナスの126・7%となるなど、ベッドタウン化が進みつつある。川崎、幸区役所では2010年度までにコミュニティづくりに力を注ぐこととしている。「今年はイベントを楽しむと同時に人情に触れてみるのもいいのでは」。主催者はこんな思いで来場を待っている。」
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